鍋は深型と浅型どっちが使いやすい?違いと向いている料理を比較

鍋を買おうと探していると、同じ20cmや22cmでも「深型」と「浅型」があって迷いませんか?
「大は小を兼ねるから深型のほうがいい?」と思う一方で、浅型のほうが料理を取り出しやすそうにも見えます。
先に結論をお伝えすると、たっぷり作る・汁物や煮込み料理が多いなら深型、煮物や鍋料理など食材を広げて調理したいなら浅型が使いやすいです。
ただし、「深いほうがたくさん入るから便利」と深型だけでそろえればいいわけでもありません。
鍋の深さが変わると、容量だけでなく、食材の取り出しやすさや洗いやすさ、収納のしやすさなども変わってきます。
深型鍋がおすすめ
- カレーやシチューをたっぷり作りたい
- スープや汁物をよく作る
- 麺類を茹でたい
- 吹きこぼれにくい余裕が欲しい
- 家族分をまとめて作りたい
浅型鍋がおすすめ
- 煮物をよく作る
- 食材を重ねすぎずに煮たい
- おでんや鍋料理にも使いたい
- 料理を取り分けやすい鍋が欲しい
- 食卓にそのまま出して使いたい
迷ったら「何人分か」だけではなく「一番よく作る料理」で選ぶのがポイントです。
- 鍋の深型と浅型の違いは?まず基本を比較
- 深型鍋とは?深さがあって容量を確保しやすい鍋
- 深型鍋は「たくさん入るから大きい鍋」とは限らない
- 深型鍋のデメリットは?使って分かる注意点
- 浅型鍋とは?食材を広げて調理しやすい鍋
- 煮物は浅型鍋が使いやすい
- 浅型鍋は食卓にそのまま出しやすい
- 浅型鍋のデメリットは?
- 深型と浅型は「容量」と「鍋底の広さ」の両方を見る
- 深型と浅型で迷ったら普段の料理を3つ思い浮かべてみる
- 第1部まとめ|深型と浅型はよく作る料理で選ぶ
- 料理別に比較|深型鍋と浅型鍋はどっちが使いやすい?
- カレーなら深型と浅型どっち?
- シチューなら深型鍋がおすすめ
- 豚汁やスープなら深型が便利
- パスタなら深型と浅型どっち?
- うどんやそばを茹でるなら深型が使いやすい
- 肉じゃがなら深型と浅型どっち?
- 煮魚なら浅型鍋が使いやすい
- おでんなら深型と浅型どっち?
- 寄せ鍋・水炊きなら浅型がおすすめ
- すき焼きなら浅型が使いやすい
- 揚げ物なら深型と浅型どっち?
- 蒸し料理なら深型が便利
- ゆで卵なら深型・浅型どちらでもOK
- 野菜の下茹では量によって選ぶ
- 炊飯に使うなら深型と浅型どっち?
- 作り置きが多い家庭なら深型が便利?
- 深型鍋と浅型鍋、洗いやすいのはどっち?
- 深型と浅型、収納しやすいのはどっち?
- 「深型なら何でも作れる」は本当?
- 料理別に迷ったらこの基準で選ぼう
- 第2部まとめ|汁気と量なら深型、食材の見やすさなら浅型
- 一人暮らしなら深型と浅型どっちがおすすめ?
- 2人暮らしなら深型と浅型どっち?
- 3~4人家族なら深型と浅型どっち?
- 家族が多いからといって大きすぎる鍋を選ばない
- 深型鍋と浅型鍋を両方持つならサイズを変えよう
- 深型と浅型は片手鍋・両手鍋でも使い勝手が変わる
- 鍋の素材によって深型の重さはかなり変わる
- IHなら深型・浅型より先に「IH対応」を確認
- ガス火なら鍋底から炎がはみ出さないサイズを
- 深型と浅型は蓋の使いやすさも確認
- 取っ手まで含めたサイズを確認しよう
- 深型鍋は高さだけでなく「底径」もチェック
- ネット通販で深型・浅型鍋を買うときのチェックポイント
- 商品写真だけでは深さが分かりにくいので注意
- 口コミで確認したいのは「実際の大きさ」と「重さ」
- 「万能鍋」と書かれていても自分の使い方で判断する
- 鍋を1個だけ買うなら「やや深型」は使い回しやすい
- 深型と浅型を2個持つなら役割を重ねすぎない
- 第3部まとめ|人数だけでなくサイズ・素材・重さまで見て選ぼう
- 結局、深型鍋と浅型鍋はどっちを買えば後悔しない?
- 鍋を1個だけ買うなら深型と浅型どっち?
- 2個目の鍋なら「今持っていないタイプ」を選ぶ
- 買い替えなら「今の鍋の不満」から選ぶと失敗しにくい
- 深型鍋と浅型鍋で迷ったときの5問診断
- 深型鍋と浅型鍋についてよくある質問
- 深型・浅型だけでなく鍋の素材も一緒に考えよう
- 片手鍋・両手鍋まで決めると選択肢を絞りやすい
- ネットで鍋を買うなら商品名よりスペック表を見る
- 鍋は「一番高機能なもの」より使う回数が多いものを選びたい
- まとめ|鍋は深型と浅型どっち?迷ったら「いつもの料理」で決めよう
鍋の深型と浅型の違いは?まず基本を比較

深型鍋と浅型鍋の一番分かりやすい違いは、もちろん鍋の深さです。
ただ、実際に料理をしてみると、違いはそれだけではありません。
同じ直径でも深さによって容量が変わりますし、食材の並べやすさや料理の取り出しやすさ、洗うときの扱いやすさにも違いが出てきます。
| 比較項目 | 深型鍋 | 浅型鍋 |
|---|---|---|
| 容量 | 多めになりやすい | 少なめになりやすい |
| 汁物 | ◎ | ○ |
| 煮込み料理 | ◎ | ○ |
| 煮物 | ○ | ◎ |
| 麺を茹でる | ◎ | △ |
| 料理の取り出しやすさ | ○ | ◎ |
| 収納 | 高さが必要 | 比較的収納しやすい |
こうして比較すると、深型と浅型では得意な料理が少し違うことが分かります。
どちらが優れているというより、何を作るための鍋なのかを考えることが大切です。
深型鍋とは?深さがあって容量を確保しやすい鍋
深型鍋は、同じ直径の一般的な鍋や浅型鍋と比べて、深さのあるタイプです。
商品によって「深型」の基準は異なりますが、深さがある分、同じ直径でも容量を確保しやすくなります。
そのため、家族分の料理をまとめて作りたいときにも便利です。
深型鍋のメリット
深型鍋の大きなメリットは、たっぷり入れられることです。
- カレー
- シチュー
- スープ
- 豚汁
- おでん
- パスタやうどんなどの茹で物
など、ある程度の量や水分を使う料理に向いています。
鍋の上部に余裕を持たせやすいため、汁物などをかき混ぜるときにも扱いやすいでしょう。
家族分をまとめて作るなら深型は便利
家族分の料理を作る場合、鍋の容量にはある程度余裕が欲しくなります。
鍋いっぱいまでカレーやスープを入れてしまうと、混ぜにくくなりますし、加熱中にこぼれやすくなります。
深型なら同じ直径でも容量に余裕を持たせやすいため、家族分をまとめて作る家庭では使いやすいでしょう。
深型鍋は「たくさん入るから大きい鍋」とは限らない
ここは鍋を購入するときに少し注意したいところです。
「たくさん作りたい=直径の大きな鍋」と考えがちですが、必ずしもそうとは限りません。
たとえば同じ20cmでも、深さによって容量は違います。
キッチンやコンロの大きさを考えると、直径を大きくするより、少し深い鍋を選んで容量を確保する方法が合うこともあります。
「20cmだから2人用」など、直径だけで判断するのではなく、深さと満水容量も確認しておきましょう。
同じ20cmでも商品によって実際に入る量は違います。
鍋はステンレスとアルミどっちがいい?違いと向いている料理を徹底比較
一人暮らし・2人暮らし・4人家族など、人数別に16cm・18cm・20cm・22cm・24cmの選び方を紹介しています。
→「鍋のサイズは何cmがおすすめ?一人暮らし・2人・4人家族別に選び方を解説」へ内部リンク
深型鍋のデメリットは?使って分かる注意点
たっぷり入って便利な深型鍋ですが、深ければ深いほど使いやすいわけではありません。
料理を取り出しにくいことがある
鍋が深いと、底にある食材をお玉や菜箸で取り出しにくく感じることがあります。
特に少量の煮物を大きな深型鍋で作ると、「こんなに深くなくてもよかったかも」と感じることもあるでしょう。
大きな深型鍋は重くなりやすい
鍋本体の重量に加えて、水や食材がたくさん入ると全体がかなり重くなります。
料理中だけなら気にならなくても、シンクへ運んだり洗ったりするときには重さを感じることがあります。
鍋は「たくさん入るほど便利」と思ってしまいがちですが、私は自分が無理なく扱える大きさかもかなり大事だと思っています。
家庭料理では、作って終わりではなく、そのあとに洗って片付けるところまでありますからね。
収納場所を取りやすい
深型鍋は高さがあるため、収納場所によっては収まりにくい場合があります。
特に蓋まで重ねると高さが必要になるので、購入前に収納棚や引き出しの高さも確認しておくと安心です。
浅型鍋とは?食材を広げて調理しやすい鍋
浅型鍋は、深型鍋に比べて高さを抑えたタイプの鍋です。
深さがない分、食材を入れたり取り出したりしやすく、料理によっては深型より使いやすく感じます。
特に、食材を鍋の中に広げて煮たい料理との相性がよいです。
浅型鍋のメリット
浅型鍋のメリットは、鍋の中が見やすく、食材を扱いやすいことです。
- 煮魚
- 肉じゃが
- 筑前煮
- おでん
- すき焼き風の料理
- 鍋料理
などにも使いやすいでしょう。
食材を何段にも重ねず、ある程度広げて調理したい料理では浅型鍋の良さが分かりやすくなります。
煮物は浅型鍋が使いやすい
煮物では、食材を鍋底にある程度広げられると扱いやすくなります。
深型鍋に少量の煮物を入れるより、浅型鍋に広げたほうが料理の状態も確認しやすいです。
また、煮汁の減り具合を確認したり、食材を取り出したりするのもラクになります。
煮魚にも浅型鍋が便利
魚の切り身を煮る場合も、鍋底が広い浅型鍋は便利です。
切り身を重ねず並べやすく、煮上がった魚を取り出すときも深型より扱いやすく感じるでしょう。
私は魚をさばくのはあまり得意ではないのですが、切り身を使った煮魚なら家庭でもよく作れる料理です。
こういう料理では「たくさん入ること」より、食材を崩さず取り出しやすいことのほうが鍋選びでは重要だと感じます。
浅型鍋は食卓にそのまま出しやすい
浅型鍋には、調理したあと鍋ごと食卓へ出しやすい商品もあります。
おでんや鍋料理、すき焼き風の料理などは、食卓で取り分けながら食べることがあります。
深すぎる鍋だと中の料理が見えにくかったり、座った状態では取りにくかったりします。
その点、浅型なら料理全体が見えやすく、取り分けもしやすいです。
浅型鍋のデメリットは?
浅型鍋にも注意したい点があります。
たっぷりの汁物には向かないことがある
深さがないため、同じ直径の深型鍋に比べると容量は少なくなりやすいです。
家族分の豚汁やスープなどをたっぷり作りたい場合は、容量不足になることがあります。
麺を茹でるには深さが足りない場合も
パスタやうどんなど、たっぷりのお湯を使いたい料理では深型鍋のほうが使いやすい場合があります。
浅型鍋でも茹でられる料理はありますが、鍋いっぱいまでお湯を入れるような使い方は避けたいところです。
かき混ぜる料理ではこぼれやすいことも
カレーやシチューなどをたっぷり作ると、浅型鍋ではかき混ぜたときに中身がこぼれやすくなる場合があります。
こうした料理では、鍋の上部に余裕を残せる深型が便利です。
深型と浅型は「容量」と「鍋底の広さ」の両方を見る
ここまで見ると、「たくさん作るなら深型、少量なら浅型」と考えたくなります。
ただ、もうひとつ見ておきたいのが鍋底の広さです。
煮魚や煮物など、食材を並べて調理する料理では、容量が大きくても鍋底が狭いと使いにくいことがあります。
逆に、スープやカレーなどは食材を横にきれいに並べる必要がないので、深さがあるほうが使いやすいことがあります。
カレー・シチュー・スープ
→ 容量と深さをチェック
煮魚・煮物
→ 鍋底の広さと取り出しやすさをチェック
麺類
→ 深さと容量をチェック
食卓で使う鍋料理
→ 中身の見やすさと取り分けやすさをチェック
深型と浅型で迷ったら普段の料理を3つ思い浮かべてみる
ネットで鍋を見ていると、サイズや容量、素材など数字がたくさん並んでいて、だんだん何を選べばいいのか分からなくなることがあります。
そんなときは、難しく考えずに「自分が普段よく作る料理を3つ」思い浮かべてみてください。
たとえば、
- カレー
- 豚汁
- うどん
なら深型が使いやすそうです。
反対に、
- 肉じゃが
- 煮魚
- おでん
が多ければ、浅型もかなり使いやすいでしょう。
鍋は毎日使うものだからこそ、「一般的にどちらが人気か」より、自分の家で何を作っているかから考えたほうが失敗しにくいと思います。
鍋のサイズは何cmがおすすめ?一人暮らし・2人・4人家族別に選び方を解説
ステンレスとアルミの違いや、味噌汁・カレー・煮物など料理別の選び方を詳しく紹介しています。
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第1部まとめ|深型と浅型はよく作る料理で選ぶ
深型鍋と浅型鍋には、それぞれ得意な使い方があります。
- カレーやシチューなら深型が使いやすい
- スープや豚汁など汁物にも深型が便利
- 麺類を茹でるなら深さがあると使いやすい
- 煮物や煮魚なら浅型が使いやすい
- 浅型は食材を広げて調理しやすい
- 食卓で取り分ける料理にも浅型が便利
- 同じ直径でも深さによって容量は違う
- 直径だけでなく深さ・容量・重量まで確認する
深型と浅型のどちらか一方が優れているわけではありません。
たっぷり作るなら深型、食材を広げて調理するなら浅型というように、料理によって使いやすさが変わります。
家庭で長く料理をしていると、結局よく使うのは「高機能な鍋」より、いつもの料理を作るときに使いやすい鍋だったりします。
まずは普段よく作る料理を思い浮かべて、「この料理ならどちらが使いやすそうかな?」というところから選んでみてくださいね。
料理別に比較|深型鍋と浅型鍋はどっちが使いやすい?
深型鍋と浅型鍋の違いが分かっても、実際に購入するときには「自分が作る料理ならどっち?」というところが一番気になりますよね。
そこでここからは、家庭でよく作る料理ごとに深型と浅型のどちらが使いやすいのかを見ていきます。
先に大まかな目安をまとめると、次のようになります。
| 料理 | おすすめ | 理由 |
|---|---|---|
| カレー | 深型 | 量を作りやすく混ぜやすい |
| シチュー | 深型 | 汁気の多い料理に使いやすい |
| 豚汁・スープ | 深型 | 容量を確保しやすい |
| パスタ・うどん | 深型 | お湯をたっぷり入れやすい |
| 肉じゃが | 浅型 | 具材を広げやすい |
| 煮魚 | 浅型 | 魚を並べて取り出しやすい |
| おでん | 浅型~やや深型 | 具材の量や食べ方で選ぶ |
| 寄せ鍋・水炊き | 浅型 | 食卓で取り分けやすい |
| 揚げ物 | 深型が候補 | 油面から鍋の縁まで高さを確保しやすい |
ただし、これはあくまで目安です。
同じ「深型」でも深さや容量は商品によって違うため、実際に購入するときは商品サイズも確認してください。
カレーなら深型と浅型どっち?

カレーをよく作るなら、基本的には深型鍋が使いやすいでしょう。
カレーは肉や野菜など具材が多く、さらに水分も加えるため、思っている以上に鍋の容量を使います。
深型なら鍋の上部に余裕を残しやすく、ルーを入れたあとに混ぜるときも扱いやすくなります。
家族分を作るなら余裕のある容量を
家族分のカレーを作る場合、鍋いっぱいまで材料を入れるのはおすすめできません。
じゃがいもやにんじん、玉ねぎ、肉などを入れて煮込むと、かなりの量になります。
さらにルーを入れて混ぜることまで考えると、鍋の上部にはある程度余裕が欲しいところです。
鍋いっぱいまでカレーを入れてしまうと、混ぜにくくなったり、こぼれたりすることがあります。
商品に記載されている満水容量だけでなく、実際に余裕を持って調理できる大きさかを考えて選びましょう。
シチューなら深型鍋がおすすめ

クリームシチューやビーフシチューも、深型鍋と相性のよい料理です。
具材と水分を入れて煮込み、仕上げにルーなどを加えて混ぜるため、ある程度深さがあるほうが扱いやすいでしょう。
特に家族分をまとめて作るなら、深型の両手鍋が便利です。
豚汁やスープなら深型が便利

豚汁や具だくさんスープは、見た目以上に具材の量が多くなりやすい料理です。
大根、にんじん、こんにゃく、豚肉などを入れていくと、「まだ汁を入れていないのに鍋がいっぱい」ということもあります。
そんな料理では、深型鍋の容量が役立ちます。
汁物は鍋の上まで入れすぎない
汁物は、加熱すると沸騰して中身が動きます。
鍋いっぱいまで入れてしまうと吹きこぼれることがあるため、上部に余裕を残して使うことが大切です。
深型鍋なら、この余裕を取りやすいのもメリットです。
パスタなら深型と浅型どっち?

パスタを一般的な方法でたっぷりのお湯で茹でたい場合は、深型鍋が使いやすいでしょう。
深さがあることで、お湯を入れても鍋の上部に余裕を残しやすくなります。
深型でも直径が小さすぎるとパスタが入りにくい
ただし、「深ければ何でもいい」というわけではありません。
直径の小さな深型鍋では、乾燥パスタを入れたときに麺が大きくはみ出します。
茹で始めれば徐々に沈んでいきますが、パスタをよく作るなら深さだけでなく直径も確認しましょう。
うどんやそばを茹でるなら深型が使いやすい

うどんやそばなど、麺を茹でる場合も深型鍋が便利です。
特に乾麺を茹でるときは、お湯が沸騰して吹きこぼれやすくなることがあります。
鍋の上部に余裕がある深型なら、扱いやすく感じるでしょう。
肉じゃがなら深型と浅型どっち?

肉じゃがなら、浅型鍋が使いやすいです。
じゃがいもやにんじん、玉ねぎなどを鍋底にある程度広げられ、煮えている状態も確認しやすくなります。
深い鍋でももちろん作れますが、少量の肉じゃがを作るなら、必要以上に深い鍋より浅型のほうが扱いやすいでしょう。
煮崩れさせたくない料理は取り出しやすさも大切
じゃがいもなどは、煮込んでやわらかくなると崩れやすくなります。
深い鍋の底から何度もかき混ぜるより、浅型鍋で食材の状態を見ながら煮るほうが扱いやすい場合があります。
鍋選びというと「何L入るか」に目が行きますが、煮物では出来上がった料理を崩さず取り出せるかも意外と大切です。
煮魚なら浅型鍋が使いやすい

煮魚は、浅型鍋の良さが分かりやすい料理です。
魚の切り身を重ならないように並べやすく、煮汁の状態も確認しやすくなります。
さらに、煮上がった魚をフライ返しなどで取り出すときも、鍋が浅いほうが扱いやすいでしょう。
煮魚では直径も重要
煮魚用に鍋を選ぶ場合は、深さ以上に鍋底の広さを確認したいところです。
家族分の切り身を一度に煮たい場合、鍋底が狭いと魚同士が重なってしまいます。
そのため、「浅型+必要な直径がある鍋」を選ぶと使いやすくなります。
おでんなら深型と浅型どっち?

おでんは、深型と浅型のどちらにもメリットがある料理です。
たくさん作るなら深型、食卓で鍋から取り分けながら食べるなら浅型~やや深さのある鍋が使いやすいでしょう。
大量に作るなら深型
大根、卵、こんにゃく、練り物など、おでんは具材の種類が増えるほど鍋の容量が必要になります。
家族分をたっぷり作るなら、深型鍋のほうが収めやすくなります。
食卓で取り分けるなら浅めが便利
一方、卓上で鍋を囲むなら、あまり深すぎないほうが中身を見渡しやすくなります。
「大根はどこ?」「卵が下に入ってしまった」と探すことも少なくなり、好きな具材を取りやすくなります。
おでんは作るときの容量を優先するか、食べるときの取りやすさを優先するかで選ぶと分かりやすいです。
寄せ鍋・水炊きなら浅型がおすすめ

寄せ鍋や水炊きなど、食卓でみんなで取り分ける料理なら浅型鍋が便利です。
白菜、豆腐、肉、魚、きのこなどを並べやすく、どこに何が入っているかも分かりやすくなります。
また、座った状態でも食材を取りやすいのが浅型のメリットです。
鍋料理は「食べるとき」を考えて選ぶ
キッチンで料理するだけなら深型でも困らないことがあります。
しかし、卓上コンロに置いて家族で食べるとなると話が変わります。
鍋が深すぎると、中の食材を取るときに手を伸ばさなければなりません。
卓上で使うことが多いなら、容量だけでなく食卓での高さも意識して選びたいところです。
すき焼きなら浅型が使いやすい

すき焼きも浅型の鍋と相性がよい料理です。
肉、ねぎ、白菜、豆腐、しらたきなどを鍋の中に広げやすく、食材を取り分けやすいからです。
すき焼きでは、たっぷりの汁に食材を沈めて煮るというより、鍋の中で具材を見ながら火を通していきます。
そのため、深さよりも鍋底の広さが使いやすさにつながります。
揚げ物なら深型と浅型どっち?

揚げ物にも使えるとメーカーが案内している鍋であれば、深さのあるタイプは候補になります。
油を入れても油面から鍋の縁まで十分な高さを確保しやすいためです。
ただし、揚げ物は鍋の深さだけで判断するのではなく、メーカーが揚げ物に使用できるとしている商品かを必ず確認してください。
鍋によっては揚げ物への使用を禁止している商品があります。特にコーティングされた鍋などは、必ず取扱説明書やメーカーの商品説明を確認してください。
蒸し料理なら深型が便利

蒸し器や蒸し台を鍋の中に入れて使う場合は、ある程度深さのある鍋が便利です。
鍋底に水を入れ、その上に蒸し台や食材を置くため、高さが必要になるからです。
手持ちの蒸し器や蒸し台を使う予定があるなら、鍋の直径だけでなく内側の深さも確認しておきましょう。
ゆで卵なら深型・浅型どちらでもOK

ゆで卵のような少量調理では、深型と浅型の差はそれほど気にしなくてもよいでしょう。
卵が無理なく入り、必要な水量を確保できる鍋なら調理できます。
むしろ大きな深型鍋を使うより、普段使いしやすい小さな片手鍋のほうが便利です。
野菜の下茹では量によって選ぶ

ほうれん草や小松菜などを茹でる場合は、野菜の量によって使いやすい鍋が変わります。
少量なら一般的な片手鍋でも十分ですが、とうもろこしなど大きな食材を茹でる場合は、深さや直径が必要になります。
「茹で物が多いから深型」と決めるより、何を茹でることが多いのかまで考えてみましょう。
炊飯に使うなら深型と浅型どっち?

鍋でご飯を炊く場合は、ある程度深さのある鍋が使いやすいでしょう。
炊飯中は水分が沸騰し、泡が上がってくるため、鍋の上部に余裕が必要です。
ただし、鍋炊飯では深さだけでなく、鍋底の厚みや蓋の状態、炊く量なども仕上がりに関係します。
炊飯用として購入するなら、その商品が炊飯用途を想定しているか確認すると選びやすいです。
作り置きが多い家庭なら深型が便利?

カレーやスープ、煮込み料理などを一度に多めに作る家庭では、深型鍋の容量が役立ちます。
ただし、ここで注意したいのが「大きければ大きいほど便利」とは限らないことです。
たくさん作れる鍋ほど、料理が入った状態では重くなります。
さらに、冷蔵庫へ鍋ごと入れたい場合には、深型すぎると棚に収まらないこともあります。
- 普段何人分作るか
- 一度に何食分作るか
- 鍋本体の重さ
- 冷蔵庫に入る高さか
- 保存方法が商品に適しているか
「たくさん入る」だけではなく、調理後の扱いやすさまで考えて選びましょう。
深型鍋と浅型鍋、洗いやすいのはどっち?
毎日使うことを考えると、洗いやすさも見逃せません。
一般的には浅型鍋のほうが底まで手が届きやすく、洗いやすいと感じることがあります。
深型鍋は高さがあるため、大きなサイズになるとシンクの中で扱いにくくなることがあります。
深型鍋は「シンクに入るか」も意外と大切
ネット通販では鍋だけを見ているので気づきにくいのですが、実際にはシンクで洗います。
大きな深型鍋になると、シンクの大きさによっては傾けながら洗わなければならないこともあります。
鍋を購入するときはコンロに置いた姿だけではなく、「この鍋を自宅のシンクで洗えるかな?」と考えてみると失敗しにくくなります。
深型と浅型、収納しやすいのはどっち?
収納スペースが限られている場合は、浅型鍋が収納しやすいことがあります。
ただし、浅型でも直径が大きければ横幅を取ります。
深型は横幅を抑えながら容量を確保できる一方、高さが必要です。
| 収納場所 | 選び方のポイント |
|---|---|
| 引き出し収納 | 鍋の高さを確認 |
| 棚収納 | 棚板までの高さを確認 |
| 重ねて収納 | 鍋同士が重なるか確認 |
| 吊り下げ収納 | 重量や取っ手の形状を確認 |
「深型なら何でも作れる」は本当?
深型鍋は容量があり、汁物・煮込み・茹で物など幅広く使えるため、「深型を買っておけば何でもできるのでは?」と思うかもしれません。
確かに、1つの鍋で幅広く使いたい場合には便利です。
ただ、煮魚や卓上の鍋料理などでは、浅型のほうが使いやすい場面があります。
また、少量の料理を大きな深型鍋で作ると、必要以上に重く、洗い物まで大きくなってしまいます。
つまり、「作れる」と「使いやすい」は別なんですね。
私も家庭で料理をしていて感じますが、調理器具は「これでも作れる」より「これなら作りやすい」で選んだほうが、結局出番が多くなります。
料理別に迷ったらこの基準で選ぼう
- カレー
- シチュー
- 豚汁
- スープ
- パスタ
- うどん・そば
- 蒸し料理
- 多めの作り置き
浅型を選びやすい料理
- 肉じゃが
- 煮魚
- 筑前煮
- 寄せ鍋
- 水炊き
- すき焼き
- 食卓で取り分ける料理
使い方によって選びたい料理
- おでん
- 揚げ物
- 野菜の下茹で
- 炊飯
味噌汁・煮物・カレーなど、料理別に片手鍋と両手鍋の使いやすさを比較しています。
→「片手鍋と両手鍋はどっちが使いやすい?違いと選び方を徹底比較」へ内部リンク
第2部まとめ|汁気と量なら深型、食材の見やすさなら浅型
料理別に比べると、深型鍋と浅型鍋の使い分けがかなり分かりやすくなります。
- カレー・シチューは深型が使いやすい
- 豚汁やスープなど汁物も深型が便利
- パスタやうどんなどの茹で物にも深型が向く
- 肉じゃがや煮魚は浅型が扱いやすい
- 寄せ鍋や水炊きなど卓上料理は浅型が便利
- おでんは量と食べ方によって選ぶ
- 揚げ物は深さだけでなく使用可能な商品か確認する
- 深型はシンクや収納場所の高さも確認する
選ぶときの考え方をシンプルにすると、「水分や量が多い料理なら深型」「食材を広げて見ながら調理するなら浅型」です。
そして、毎日の家庭料理では「作れるかどうか」だけではなく、取り出しやすい、洗いやすい、片付けやすいといった部分も大切です。
自分がよく作る料理を思い浮かべながら、無理なく日常使いできる深さを選んでみてくださいね。
一人暮らしなら深型と浅型どっちがおすすめ?
一人暮らしで鍋を1つ選ぶなら、私はやや深さのある片手鍋が使いやすいと思います。
味噌汁だけでなく、ラーメンやうどんを作ったり、野菜を茹でたり、少量のカレーを作ったりと、1つの鍋をいろいろな料理に使いやすいからです。
一人分の料理では、大きな浅型鍋を使う場面はそれほど多くありません。
まずは小さめの深型を持ち、必要になったら浅型を追加するという考え方でもよいでしょう。
一人暮らしなら16~18cm前後が候補
一人分の味噌汁や麺類、少量の煮物などであれば、16~18cm前後の片手鍋が候補になります。
ただし、同じ18cmでも浅型と深型では容量がかなり違う商品があります。
直径だけを見ず、満水容量や鍋の深さも確認してください。
16~18cm程度
+
ある程度深さのある片手鍋
この組み合わせなら、味噌汁・麺類・茹で物・少量の煮込み料理まで幅広く対応しやすくなります。
2人暮らしなら深型と浅型どっち?
2人暮らしでは、作る料理によって選び方がかなり変わります。
普段の味噌汁やスープ、カレーなどを中心に考えるなら深型が便利です。
一方、煮魚や煮物、卓上で食べる鍋料理が多い家庭なら浅型も使いやすくなります。
鍋を1つに絞るなら深型が無難
2人暮らしで最初の鍋を1つだけ選ぶなら、私はやや深型を候補にします。
浅い鍋で汁物をたっぷり作るのは難しいですが、深型なら煮物も作れるため、用途を広げやすいからです。
「一番得意な料理」というより、できる料理の幅を考えると、深型は便利です。
2個持てるなら深型+浅型が使いやすい
収納場所に余裕があるなら、深型と浅型を1つずつ持っておくと料理によって使い分けできます。
たとえば、
- 18~20cm程度の深型片手鍋
- 20~24cm程度の浅型両手鍋
といった組み合わせです。
深型は汁物や麺類、浅型は煮物や鍋料理というように役割を分けられます。
3~4人家族なら深型と浅型どっち?
3~4人家族では、家族分をまとめて作る料理が増えるため、ある程度容量のある深型鍋が1つあると便利です。
カレー、シチュー、豚汁、スープなどは、人数が増えるほど必要な容量も大きくなります。
特に子どもがいる家庭では、最初はちょうどよかった鍋でも、食べる量が増えるにつれて小さく感じることがあります。
家族用なら20~24cm前後が候補
3~4人分の料理では、20~24cm程度の鍋が候補になりやすいです。
ただし、「4人家族だから必ず24cm」というわけではありません。
少量ずつ作る家庭もあれば、翌日の分までまとめて作る家庭もあります。
人数だけでなく、いつも何食分作るのかも考えて選びましょう。
家族が多いからといって大きすぎる鍋を選ばない
家族分を作るとなると、「できるだけ大きい鍋を買っておこう」と考えたくなります。
確かに容量に余裕があるのは便利ですが、大きな深型鍋ほど重くなり、収納場所も必要になります。
さらに、少量の料理を作るときには使いにくくなることがあります。
家庭で毎日料理をしていると、大きい鍋が必要な日ばかりではありません。
味噌汁だけの日や、ちょっとした茹で物だけの日もあります。
そのため私は、「一番たくさん作る日」に合わせすぎないことも大切だと思っています。
深型鍋と浅型鍋を両方持つならサイズを変えよう
深型と浅型を両方購入する場合、同じ直径にそろえる必要はありません。
むしろ用途によってサイズを変えたほうが使いやすくなります。
| 家族人数 | 深型の例 | 浅型の例 |
|---|---|---|
| 一人暮らし | 16~18cm | 必要になってから追加 |
| 2人暮らし | 18~20cm | 20~22cm |
| 3~4人家族 | 20~24cm | 22~26cm程度も候補 |
この表はあくまで目安です。
鍋の容量は深さや形によって変わるため、実際の商品ページでは容量まで確認してください。
16cm・18cm・20cm・22cm・24cmの違いや、一人暮らし・2人・4人家族で使いやすいサイズはこちらで詳しく紹介しています。
→「鍋のサイズは何cmがおすすめ?一人暮らし・2人・4人家族別に選び方を解説」へ内部リンク
深型と浅型は片手鍋・両手鍋でも使い勝手が変わる
鍋の使いやすさは「深型か浅型か」だけでは決まりません。
片手鍋か両手鍋かによっても大きく変わります。
小さめ深型なら片手鍋が使いやすい
味噌汁や麺類など、日常の少量調理なら、深型の片手鍋は使いやすい組み合わせです。
片手で鍋を持ちながら中身を移したり、サッとコンロから下ろしたりできます。
大きめ深型なら両手鍋が安心
一方、22cmや24cmなど容量のある深型鍋は、料理を入れると重くなります。
その場合、左右に取っ手がある両手鍋のほうが持ち運びやすいことがあります。
浅型両手鍋は卓上料理にも使いやすい
寄せ鍋、おでん、すき焼き風の料理などでは、浅型の両手鍋が便利です。
取っ手が横に短く収まりやすい商品なら、卓上コンロに置いたときにも邪魔になりにくくなります。
料理や家族人数ごとに、片手鍋と両手鍋のメリット・デメリットを比較しています。
→「片手鍋と両手鍋はどっちが使いやすい?違いと選び方を徹底比較」へ内部リンク
鍋の素材によって深型の重さはかなり変わる
深型鍋を購入するとき、特に確認してほしいのが素材と重量です。
同じ22cmの深型鍋でも、アルミ製とステンレス製、多層構造の鍋では重量が違います。
容量の大きい深型鍋では、水や料理の重量まで加わるため、本体の数百グラムの違いでも使い勝手に影響することがあります。
軽さを重視するならアルミ系も候補
毎日サッと使える鍋が欲しいなら、比較的軽量なアルミを使った鍋は候補になります。
ただし、表面加工やIH対応構造などによって実際の重量は変わるので、商品ごとに確認しましょう。
丈夫さを重視するならステンレスも候補
長く使いやすい鍋を求めるなら、ステンレス製も選択肢になります。
ただし、深型でサイズが大きくなるほど重さも気になりやすいため、購入前に本体重量を確認しておくことをおすすめします。
鍋本体が1.5kgだったとしても、水や食材を入れればさらに重くなります。
商品ページでは空の状態の重量しか表示されていないことが多いため、満杯になった状態を想像して選びましょう。
IH対応鍋とガス火専用の違いは?見分け方と選び方をわかりやすく解説
重さ・熱の伝わり方・丈夫さ・向いている料理など、鍋素材の違いを詳しく比較しています。
→「鍋はステンレスとアルミどっちがいい?違いと向いている料理を徹底比較」へ内部リンク
IHなら深型・浅型より先に「IH対応」を確認
自宅がIHの場合、深さを比較する前に、その鍋が使用しているIH調理器に対応しているかを確認しましょう。
見た目が似ている鍋でも、ガス火専用の商品とIH対応の商品があります。
また、鍋底の直径や形状についてもIH調理器側に使用条件があります。
ネット通販では、
- IH対応
- ガス火対応
- 対応熱源
- 鍋底のサイズ
などを確認してから購入すると安心です。
ガス火なら鍋底から炎がはみ出さないサイズを
ガスコンロの場合も、鍋の大きさと火力のバランスが大切です。
小さな鍋に強い火を当てると、炎が鍋底からはみ出すことがあります。
特に深型の片手鍋では、炎が側面や取っ手方向へ回らないよう注意しましょう。
深型と浅型は蓋の使いやすさも確認
鍋を購入するとき、意外と見落としやすいのが蓋です。
カレーやスープ、煮物などでは蓋を使う機会が多くあります。
深型は蓋付きだと使える料理が広がる
深型鍋では、煮込み料理や蒸し料理などに使うことを考えると、蓋があると便利です。
購入時には、蓋が付属しているのか、別売りなのかを確認しておきましょう。
浅型鍋も煮物では蓋が便利
浅型鍋でも、煮物やおでんなどでは蓋を使うことがあります。
落とし蓋を使う料理もありますが、普通の蓋も付いていると用途が広がります。
取っ手まで含めたサイズを確認しよう
鍋のサイズ表記で「20cm」と書かれている場合、多くは鍋口などの直径を示しています。
しかし実際に収納するときには、取っ手まで含めた横幅が必要です。
特に片手鍋では、長いハンドルが収納の邪魔になることがあります。
ネットで購入するときは、商品ページに記載された全幅・全長・高さも確認してください。
深型鍋は高さだけでなく「底径」もチェック
深型鍋を見ると、つい高さや容量ばかり確認してしまいます。
しかし、実際にコンロに接するのは鍋底です。
鍋口が20cmでも、底に向かって細くなる形なら底径はそれより小さくなります。
特にIHでは使用できる鍋底サイズに条件があるため、確認しておきたいポイントです。
ネット通販で深型・浅型鍋を買うときのチェックポイント
実店舗なら鍋を手に取って深さや重さを確認できますが、ネット通販では数字と写真から判断する必要があります。
購入前には次の項目を確認してみてください。
- □ 深型・浅型のどちらか
- □ 直径は何cmか
- □ 実際の深さは何cmか
- □ 満水容量は何Lか
- □ 本体重量
- □ 片手鍋・両手鍋のどちらか
- □ 本体素材
- □ IH・ガス火への対応状況
- □ 蓋が付属するか
- □ 取っ手を含めた全体サイズ
- □ 食洗機に対応しているか
- □ 収納場所に収まるか
商品写真だけでは深さが分かりにくいので注意
ネットショップの商品写真では、撮影する角度によって鍋が実際より深く見えたり、浅く見えたりすることがあります。
写真の印象だけで決めず、必ず寸法を確認しましょう。
特に同じシリーズで「通常タイプ」「深型」「浅型」が販売されている商品では、商品名だけでなく高さの数字を比較すると違いが分かりやすくなります。
口コミで確認したいのは「実際の大きさ」と「重さ」
口コミを見るときは、「おいしく作れた」という感想だけでなく、実際の使いやすさに注目すると参考になります。
たとえば、
- 思ったより深かった
- 家族4人でも十分だった
- 水を入れると重かった
- シンクで洗いにくかった
- 収納棚に入らなかった
といった感想です。
もちろん感じ方には個人差がありますが、商品スペックでは分かりにくい部分を知る手がかりになります。
「万能鍋」と書かれていても自分の使い方で判断する
商品によっては「これ1つで焼く・煮る・茹でる・揚げる」といった形で紹介されていることがあります。
確かに深型鍋は幅広い料理に使えるものがあります。
ただし、多用途だから必ず自分にとって使いやすいとは限りません。
たとえば、毎日の味噌汁が中心なのに大きな万能鍋を購入すると、出し入れや洗い物が大変になることがあります。
私は調理道具を選ぶとき、できることの数より「自分が本当にその使い方をするか」を考えるほうが大切だと思っています。
鍋を1個だけ買うなら「やや深型」は使い回しやすい
深型と浅型でどうしても決められず、まず鍋を1つだけ買う場合は、極端に深すぎないやや深型の鍋が使い回しやすいでしょう。
汁物や麺類はもちろん、少量の煮物にも使えます。
一方で、卓上鍋や煮魚を頻繁に作る家庭なら、浅型を優先したほうが満足できることもあります。
いろいろな料理に使いたい
→ やや深型
煮物・煮魚・卓上鍋が中心
→ 浅型
カレー・スープ・麺類が中心
→ 深型
深型と浅型を2個持つなら役割を重ねすぎない
2個目の鍋を購入する場合は、今持っている鍋と同じようなものを選ばないこともポイントです。
たとえば、すでに20cmの深型鍋があるなら、次は22~24cm程度の浅型鍋にすると料理の幅が広がります。
反対に大きな浅型鍋を持っているなら、小さめの深型片手鍋を追加すると日常使いしやすくなります。
「新しい鍋で何ができるようになるのか」を考えて選ぶと、使わない鍋が増えにくくなります。
第3部まとめ|人数だけでなくサイズ・素材・重さまで見て選ぼう
深型鍋と浅型鍋を購入するときは、料理だけでなく家族人数やキッチン環境まで考えると選びやすくなります。
- 一人暮らしなら小さめ深型が使い回しやすい
- 2人暮らしで1個だけならやや深型も候補
- 3~4人家族では容量のある深型があると便利
- 深型と浅型を両方持つならサイズを変える
- 大きな深型は両手鍋も使いやすい
- 鍋の素材によって重量は変わる
- IHでは対応表示や底径を確認する
- 収納では取っ手を含む全体サイズを見る
- ネット購入では写真だけでなく深さ・容量・重量を確認する
- 2個目は手持ちの鍋と役割を重ねない
鍋を選んでいると、「深型のほうがたくさん入るからお得かな」と容量に目が行きがちです。
でも、毎日の料理では持つ・洗う・収納するところまで含めて使いやすいことが大切です。
家族人数、よく作る量、料理の種類、収納場所まで思い浮かべながら、「これなら普段から気軽に使えそう」と思える鍋を選んでみてくださいね。
結局、深型鍋と浅型鍋はどっちを買えば後悔しない?
ここまで深型鍋と浅型鍋を比較してきましたが、最後にもう一度「結局どちらを選べばいいの?」という疑問に答えていきます。
結論としては、汁物・茹で物・煮込み料理など幅広く使いたいなら深型、煮物・煮魚・卓上料理を作りやすくしたいなら浅型がおすすめです。
そして、鍋を1個だけ購入する場合と、すでに鍋を持っていて2個目を購入する場合でも選び方は変わります。
深型鍋がおすすめの人
- 鍋を1個でいろいろな料理に使いたい
- カレーやシチューをよく作る
- 豚汁やスープなど汁物が多い
- パスタやうどんを茹でたい
- 家族分をまとめて作ることが多い
- 作り置きをすることが多い
浅型鍋がおすすめの人
- 肉じゃがなどの煮物をよく作る
- 煮魚を作ることが多い
- 寄せ鍋や水炊きをよくする
- 食卓に鍋をそのまま出したい
- 料理を取り分けやすい鍋が欲しい
- すでに深型鍋を持っている
鍋を1個だけ買うなら深型と浅型どっち?
これから鍋をそろえる方や、一人暮らしを始める方など、まず1個だけ購入するのであれば、極端に深すぎない深型鍋が使い回しやすいでしょう。
深さがあれば、味噌汁やスープだけでなく、麺を茹でたり、カレーを作ったり、煮物を作ったりできます。
浅型が得意とする料理の一部も深型で作ることはできるため、「まず1個」という条件なら用途を広げやすいからです。
ただし煮物や鍋料理が中心なら浅型でもOK
普段から肉じゃが、筑前煮、煮魚などをよく作り、麺類や大量のスープはあまり作らないという方なら、浅型を最初に選んでもよいでしょう。
また、卓上で寄せ鍋や水炊きをすることが多い家庭では、浅型の両手鍋が活躍します。
「最初の1個だから深型」と決めるのではなく、やはり普段の料理が最終的な判断材料になります。
2個目の鍋なら「今持っていないタイプ」を選ぶ
すでに鍋を持っている場合は、新しく購入する鍋だけを見て決めないほうがよいでしょう。
今持っている鍋との組み合わせを考えてみてください。
| 今持っている鍋 | 2個目の候補 | 使い分け例 |
|---|---|---|
| 小さめ深型 | 大きめ浅型 | 汁物+煮物・鍋料理 |
| 大きめ深型 | 小さめ浅型 | カレー+少量の煮物 |
| 大きめ浅型 | 小さめ深型 | 鍋料理+味噌汁・麺類 |
似たような鍋を増やすより、それぞれに役割を持たせたほうが出番を作りやすくなります。
鍋の蓋はガラスとステンレスどっちがいい?違いと選び方を徹底比較
買い替えなら「今の鍋の不満」から選ぶと失敗しにくい
古くなった鍋を買い替える場合は、今使っている鍋への不満を書き出してみると選びやすくなります。
今の鍋が小さすぎる
家族が増えたり、子どもが成長したりすると、以前はちょうどよかった鍋が小さく感じることがあります。
この場合は、直径を大きくするだけでなく、少し深型にして容量を増やす方法もあります。
今の鍋が大きすぎる
大きな鍋を買ったものの、「洗うのが面倒でほとんど使っていない」という場合は、小さくしてみましょう。
大きな鍋が必要になるのが年に数回程度なら、毎日の料理に合わせたサイズを優先する方法もあります。
料理を取り出しにくい
煮物や煮魚を作るときに、鍋の底から食材を取り出すのが大変なら、次は浅型を検討してみてください。
汁物がこぼれやすい
スープやカレーを混ぜるときに中身がこぼれそうになるなら、深さや容量が不足している可能性があります。
次は少し深型にすると使いやすくなるでしょう。
とにかく重い
深さだけではなく、素材や鍋本体の重量も見直してみましょう。
サイズを少し小さくしたり、比較的軽量な素材の商品を選んだりする方法があります。
今の鍋について感じている
「重い」
「小さい」
「深すぎる」
「浅すぎる」
「洗いにくい」
「収納しにくい」
という不満を、新しい鍋では一つでも減らしてみましょう。
深型鍋と浅型鍋で迷ったときの5問診断
それでも決められない方は、次の質問に答えてみてください。
Q1.カレー・シチュー・スープをよく作る?
YES → 深型に1票
Q2.パスタ・うどんなどを鍋でよく茹でる?
YES → 深型に1票
Q3.肉じゃが・筑前煮・煮魚をよく作る?
YES → 浅型に1票
Q4.食卓で鍋を囲むことが多い?
YES → 浅型に1票
Q5.鍋を1個だけで幅広く使いたい?
YES → 深型に1票
深型の票が多い → 深型を優先
浅型の票が多い → 浅型を優先
同点になった場合は、現在持っている鍋と違うタイプを選ぶか、一番頻繁に作る料理を基準にすると決めやすいでしょう。
深型鍋と浅型鍋についてよくある質問

Q.深型鍋は浅型鍋の代わりになりますか?
多くの料理は深型鍋でも作れます。
ただし、煮魚や卓上の鍋料理などは、浅型のほうが食材を見やすく、取り出しやすい場合があります。
「作れるか」と「作りやすいか」は別と考えると分かりやすいでしょう。
Q.浅型鍋でカレーは作れますか?
容量に余裕があれば作れます。
ただし、たくさん作ると混ぜたときにこぼれやすくなるため、鍋いっぱいまで入れないようにしましょう。
家族分を多めに作ることが多いなら、深型のほうが使いやすいでしょう。
Q.深型鍋は何cmがおすすめですか?
人数や作る量によって変わります。
一人暮らしなら16~18cm前後、2人なら18~20cm前後、3~4人家族なら20~24cm前後などが候補になります。
ただし、同じ直径でも深さによって容量が異なるため、必ず満水容量も確認してください。
Q.深型鍋は揚げ物にも使えますか?
揚げ物に使用できるとメーカーが案内している商品であれば使用できます。
「深い鍋だから揚げ物に使える」と判断せず、商品の取扱説明書を確認してください。
Q.浅型鍋はフライパンの代わりになりますか?
商品によっては炒め物などにも使えますが、鍋とフライパンでは形状や設計が異なります。
炒め物を頻繁にするなら、無理に1つで兼用するよりフライパンと使い分けたほうが便利な場合があります。
Q.深型と浅型はどちらが洗いやすい?
一般的には、底まで手が届きやすい浅型のほうが洗いやすく感じることがあります。
ただし、小さな深型鍋ならそれほど負担にならないこともあります。
深さだけでなく、直径・重量・シンクの大きさも関係します。
Q.深型と浅型はどちらが収納しやすい?
浅型は高さを抑えやすい一方、大きな商品では横幅を取ります。
深型は直径を抑えながら容量を確保しやすい反面、高さが必要です。
自宅の収納が「横に広いのか」「高さに余裕があるのか」で判断するとよいでしょう。
Q.深型鍋と寸胴鍋は同じですか?
どちらも深さのある鍋ですが、一般的に寸胴鍋は側面が比較的まっすぐで深く、大容量の調理にも使われる形状です。
家庭向けの「深型鍋」にはさまざまな形があるため、深型=寸胴鍋というわけではありません。
Q.浅型鍋とすき焼き鍋は同じですか?
すき焼き鍋は浅く広い形状の商品が多いですが、浅型鍋すべてがすき焼き専用というわけではありません。
浅型両手鍋なら、煮物・おでん・鍋料理など複数の料理に使える商品もあります。
深型・浅型だけでなく鍋の素材も一緒に考えよう
「深型にしよう」と決めたら、次に考えたいのが素材です。
鍋にはステンレス、アルミなどさまざまな素材があり、重さや熱の伝わり方などに違いがあります。
特に大きな深型鍋では、素材による重量差が使い勝手に影響することがあります。
深型・浅型だけで決めず、素材・サイズ・重量をセットで比較すると、より自分に合った鍋を見つけやすくなります。
雪平鍋はアルミとステンレスどっちがいい?違いと選び方を徹底比較
鍋の重さ・熱の伝わり方・丈夫さや、カレー・味噌汁など料理別の向き不向きを比較しています。
→「鍋はステンレスとアルミどっちがいい?違いと向いている料理を徹底比較」へ内部リンク
片手鍋・両手鍋まで決めると選択肢を絞りやすい
さらに、取っ手の形も考えてみましょう。
小さめの深型なら片手鍋、大きな深型や浅型なら両手鍋という選び方もできます。
鍋選びは、
↓
② 何cmにする?
↓
③ 深型・浅型どっち?
↓
④ 片手鍋・両手鍋どっち?
↓
⑤ ステンレス・アルミなど素材は?
↓
⑥ 重量・IH対応・収納サイズを確認
という順番で考えると、商品をかなり絞り込めます。
一人暮らし・家族用や料理別に、片手鍋と両手鍋のどちらが使いやすいか詳しく紹介しています。
→「片手鍋と両手鍋はどっちが使いやすい?違いと選び方を徹底比較」へ内部リンク
ネットで鍋を買うなら商品名よりスペック表を見る
ネット通販では、「万能鍋」「使いやすい深型」「毎日使える」といった魅力的な言葉が並んでいます。
もちろん参考にはなりますが、最終的には数字も確認しましょう。
- 直径
- 深さ
- 満水容量
- 本体重量
- 本体素材
- 表面加工
- 取っ手を含めた全体寸法
- 蓋の有無
- IH・ガス火への対応
- 食洗機への対応
同じ「20cm深型鍋」でも、商品によって実際の使い勝手は違います。
サイズだけでなく、容量・重量・素材・対応熱源を比較しながら、自分の料理に合う鍋を探してみましょう。
鍋は「一番高機能なもの」より使う回数が多いものを選びたい
鍋を比較していると、「せっかく買うなら容量が大きくて、いろいろな料理ができるものを」と考えてしまいます。
でも、機能が多ければ毎日使いやすいとは限りません。
大きくて重い鍋なら、ちょっと味噌汁を作りたいだけの日には出すのが面倒になることもあります。
反対に、浅型で容量が少なくても、いつも作る煮物にちょうどよければ出番は多くなります。
家庭で料理を続けていると、結局よく使うのは「今日はこれでいい」ではなく「今日もこれがいい」と自然に選べる道具だと感じます。
スペックの高さだけではなく、普段の料理にちょうどいいことを大切にしてみてくださいね。
まとめ|鍋は深型と浅型どっち?迷ったら「いつもの料理」で決めよう

深型鍋と浅型鍋は、どちらが優れているというものではありません。
それぞれ得意な料理と使い方が違います。
| 比較 | 深型鍋 | 浅型鍋 |
|---|---|---|
| 得意な料理 | カレー・汁物・麺類 | 煮物・煮魚・鍋料理 |
| 容量 | 確保しやすい | 比較的少なめ |
| 取り分け | やや取りにくいことも | 取りやすい |
| 卓上利用 | △~○ | ◎ |
| 1個で使い回す | ◎ | ○ |
鍋を1個だけ選ぶなら、いろいろな料理に使いやすいやや深型が候補になります。
すでに深型を持っているなら、2個目として浅型を追加すると、煮物や煮魚、卓上料理などに使い分けられます。
そして購入するときは「深型・浅型」だけではなく、直径・容量・重量・素材・取っ手・対応熱源まで確認しましょう。
私自身、毎日の家庭料理で使う道具については、たくさんの機能が付いていることより、「面倒に感じず、すぐ手に取れること」を大事にしています。
鍋は一度買うと長く付き合う道具です。
「どちらが人気なのか」だけで決めず、カレー、味噌汁、煮物、鍋料理など、自分の家でよく登場する料理を思い浮かべながら選んでみてくださいね。
深型と浅型のどちらが自分に合うか分かったら、次はサイズや素材、重さなども確認してみましょう。普段作る料理や家族人数に合った鍋をまとめて選びたい方は、こちらの記事も参考にしてください。

